15/09/07

■ この書体の未来。

future-of-typeface.jpg
Font : COM4t New Japanese Typeface. Font Name "KMR4t" (Under Construction)


2015-09-07.jpg



街に出て、溢れかえる広告物を目にすると必ずある文字たち。あらゆる書体で表現されていて、私のような書体を作成している身には、とても楽しい。そして様々な思いに耽ることができる。

以前は「この書体ならこう表現するのはどうか?」とか「このロゴならこうしたらどうか?」とか、その書体で広告物を脳内でデザインすることを考えていた。
今でもそう思う癖がついているのでしてしまうが、最近は「この書体を自分の書体にするとどうか?」とか「このロゴを自分の書体にするとどうか?」と、グラフィックデザイナーとしてではなく書体デザイナーとして脳内変換していることに気づいた。

看板を見て変換している時は「離れて見ても読みやすいか?」とか、本屋で単行本の装丁を見て変換している時は「もう少し情緒があっても良いのではないか?」とか、ポスターを見て変換している時は「やっぱりパンチ力(インパクト)がないかな?」とか、いろんなことに想像力をフル活用している。

そうしてる時間はとても心地よい。この書体が完成していろんな人に使ってもらえて様々な広告物に使用され皆の目に触れる、「この書体の未来」。ただ夢見てるだけなのだが、未来を想像することは心地よい。そして書体開発の原動力は、「書体の未来」を夢見る力にあると言っても良い。


posted by KATAYAMAC at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | Font
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