「私は駆け込み寺の和尚ではないのであしからず」と言いたいのはヤマヤマだがオトナな私なので、ここはグッと堪えておきましょう。。。
この前の続きなんですが、書体を作成している時は毎日のように同じ書体を見て作成してますよ。もう飽きるぐらい。
ホントに飽きてしまって見なくなるというのもあるんですが、同じ文字をジ〜と見ていると本当の文字のカタチがわからなくなってくるんですよ。まだ欧文の場合はいいのですが、和文だと正しいカタチと言ったらいいのでしょうか。自分が目指していたカタチがわからなくなってくると言った方がいいのかな。漢字やひらがなはまだいいとして、カタカナが一番厄介。「“ヤ”のカタチってこんなのだったっけ?」てなモードに突入しちゃうと「もうこの書体は触らない方がいいな。」となってしまうんです。で「忘れる」という長〜い封印をするというカンジで。。。
和文はまだまだ先になりそうですね。
その前に下で拡大してアップしている欧文書体を作らないとね。
がんばりやす。
だいぶ前になりますが、中部国際空港へ行ったのですが、この日は強風でデッキに出たら息ができなくなり死にかけました。あはは。

仕事が片付いたので久しぶりにお邪魔して、心ゆくまでサンプルを拝見していました。
デザイン的な事柄に本当に疎いので、何と言えばいいのか悩むのですが、やはりとても素敵です。(う、上手い言葉が見つからない……)
ところで、上記記事の「同じ文字をジ〜と見ていると本当の文字のカタチがわからなくなってくる」というの、私もよくあります(笑)。たしか“ゲシュタルト崩壊”と言うのかな?
シナリオとか小説を書いているとき、語彙に悩んだり言い回しに苦心したりして、じーっとモニタを睨んでいると、だんだん謎の文字?に見えてくるんですよね。
こうなると自分が何を書こうとしていていたのか判らなくなってきてしまって困っちゃいます。
ハハハ…(^^;)
どうかくれぐれも目をお大事に〜。
それではまた遊びにきます。
こんばんはー。こちらこそいつもコメントしてもらってありがとです。
「ゲシュタルト崩壊」という心理学を知りませんでした。いや〜勉強になります。たぶん集中して作っている時はそういう心理状態になってるんでしょうねー。人間の頭の構造って面白いですよね。
シナリオライターさんでもこの現象っておこるんだぁ。なるほど考えてみればある意味、文字の並びで「世界を作り出す」作業だとも言えるから、なおさらですよね。タイプデザイナーの場合はひとつの字形について、目指すカタチがあるから「ゲシュタルト崩壊」が出にくいかもしれないです。でも自分が苦手としている字形だとか、目指している字形がちゃんとわかっていない字体ではゲシュタルト崩壊」が起こっているんだと思います。
それと何か他の要素もあるようなカンジなんですよ、私の場合。
学がないのでうまく言葉で表現できないのですが、ひとつの文字に対してコンマ単位の修正を数十回と繰り返していると、一番はじめに目指していた文字のカタチからズレていっているように感じるんです。
文字組した時の並びの印象をとるか?
ひとつの文字のカタチをとるか?
とかこんな事までどちらを選ぶかでも迷いだすと「もう並びの印象を取っちゃえ!」と投げやりな姿勢になってしまう前に「もうこの書体について、集中力が切れたな」と長い封印をしてしまった方が、いい書体ができるのではないかと。。。
なんだか、未央さんにカンケイない独りよがりなコメントをしてしまいました。なかなかこういう話をする機会がないのでついつい。ポリポリ。
これに懲りずにまた気軽に来てください。ペコリ。