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Kodai-ji, Zen Temple.

Kinkaku-ji, Temple of the Golden Pavilion.

Arashiyama, Bamboo grove.
またまた久しぶりブリ〜。
なんだかこんな時はモノづくりに励むのが一番なんじゃないかと思い、
まずはこのブログを再開したくなり候。。。
* * *
KYOTO Photo-Graphics
古来から日本人って平面的に風景を切り取るのが好きだよね。
浮き世絵とか絵画としての平面表現の神髄ってカンジだし、
文様なんてまさに平面構成そのものってカンジだしね。
もしかしたら、日本人っていうのは昔からずっと
物事を平面に捉えることを教わってきて
染み込んでいるんじゃないかと。
なんて仮説を立ててみるのも面白い。
また逆の発想も考えたりもする---。
建築であったり庭園であったり街並を構想する時に、
美しく見る尺度が遠近法を用いた立体的な概念ではなく、
出来る限り平面にそぎ落とした「平面構成」だったのではないか。
目の前の風景を創造する時に、もう平面であったのではないかと。
これはボク個人の捉え方の話なんだけど---。
風景を切り取る時に、上図のモノクロの平面構成のように
トリミングを決めてるんだよね。
瞬時に平面にしてて「よし!」とか心ん中で言ってたりする。あはは。
結局の話---。
ここでボクが言いたいのは、
日本好みのモノを創る時に重要なのは、
「平面構成にした時にそれが美しいかどうか?」ってこと。
たぶん、他国の方にはそういう美意識って強くないんじゃないかな?
と、なんの根拠もなく低脳アタマで思った次第でありんす。