09/07/18

■ 「写」があっても「真」のない「シャシン」

P6132449.jpg
Block tanker. 090613


名古屋にある金城埠頭でのショット。
道路を遮断するかのように、タンカーが入港してきた。
思わず道路の真ん中まで駆け寄り、
しゃがみ込みながらシャッターを押した。

この後に「何してんだろ?オレ?」と、
近くを歩いていた家族連れに、
不思議そうに見られていたことに気付いた時に思ったが、
他人の目を気にしてちゃ、良い写真なんて撮れないと考え直した。

でも、それでこのシャシンかよ!
ん〜、なんだかなぁ〜。

* * *

「写真」の定義なんて偉そうに語れないし、
よくわからないけど、自分が撮っているのは、
なんか「写」があっても「真」がないような気がする。
だからいつも自分が撮ったものは、
カタカナ表記の「シャシン」と書いてます。

『自分自身をさらけだしてないから、嘘っぽいのかな?』

なんて考えたりもするんだけど、
自分はデザイナーだから、自分自身をできる限り排除した、
『ガチガチに作り込んだキレイな「絵」が見たいんだろうなぁ。』
と、思ったりもしています。

カメラマンや写真家と呼ばれる方は、
どのような姿勢で撮ってるんだろう?
もちろん人それぞれで、いろんな意見があるだろうけど。。。
でもほとんどの方は、語る事が好きじゃないんだよね。
タイトルやキャプションをつける事すら嫌う人もいるしね。
そういう人は背中で語ろうとするから、
こちらも写真を撮る事に対して、
本気にならないとわからないよね。




6月13日の太陽が照りつける最中、南西に向かってタンカーを撮影。
posted by KATAYAMAC at 05:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | Diary
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