09/06/25

■ 移ろいで行くもの

時が経つにつれ、好きなモノが変わっていくのが人というものだ。例えばいつも聞いてる好きな音楽が変わっていくのと同じように、好きな「書体」も変わっていく。もちろん昔好きだった書体も継続して好みの内に入ってはいるのだが、「一番好きな書体」も歳をとるにつれ、経験を積むにつれ、変化する。

以前、「石井明朝体」が好きとココに書いたところ、こんなブログなのになぜか検索すると上位にアップされるようになり、少々困惑していた。「大した事も書いてないのに、見に来てくれる方に申し訳けないなぁ。。。」と。それと「今、一番好きな書体は違うのに。」と気持ちが変化していた。じゃぁ「その書体名は何?」と言及されると、また検索で上位になる可能性があり、他の方に迷惑になるかもしれないので書かないでおくが、人の気持ちというものは時とともに移ろいで行くものである。

* * *

石井明朝体をデータ化してくれるサイトはこちら。

●NET-DTP SHINKA
http://www.net-dtp.com/

「人気書体サンプル」の項目をクリックすると見れます。また、写研も含めた膨大な数の書体を選んでアウトライン化(epsデータ化)してくれます。筆文字もオーダーできるようです。

* * *

なぜ写研がFont化しないかは簡単なことで、誰にでも使用できるFontにしてしまうと、見苦しい文字組みになってしまう恐れができ、その書体の良さが激減する問題が発生する。写研は文字ヅメや段落、その他すべてを含めて「書体」と考えているのだろう。その姿勢は良く解る。和文は特にそうだ。漢字・ひらがな・カタカナ・英数字が入り組んだ、複雑な和文を美しく、より読みやすくした書体というものは、文字組みの職人の手によって組まれて、初めて完成するものであり、本来そうあるべきだと私も思う。フリーフォントを配布している輩がそう言うのもおかしな話だが。。。


現在も文字組みの職人として活躍されている方の動画はこちら。


インタビュー「写真植字の時代」(DTPニュースvol.12)


「美しく完璧な書体」と、
職人魂の姿勢を通すか、
「人に使われて初めて書体と呼べる」と、
大勢の人々に配布する姿勢を通すか。

「書体」というものも、時代とともに、スピードとともに、
便利な方向へ移ろいで行くものである。
posted by KATAYAMAC at 21:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | Font
■ この記事へのコメント
■ コメントを書く
Name:

Mail Adress:

URL:

Comment:

■ この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。