Metaphors. 090105
もう春だね〜。
昼さがりに気が遠くなるほど、ゆ〜くり芝の上を歩きたいなぁ。
ぶらりんちょしてぇなぁ。
なぁ〜んも考えずに芝の感触だけを楽しみながらね。
今まで見たこともないような鮮やかな緑の中をね。
むか〜しに読んだ本の話なんだけど、故エットーレ・ソットサスと磯崎新さんとの対談で、ソットサスが「ガソリンスタンドの横に広がる芝生を見て、今まで見た中で一番きれいな芝生だと思い近くまで寄って見たところそれが人工芝だったことがあった。その時、メタファーというものは引用したものよりも越える存在に成ったときに初めて成立するのだとその人工芝を見て思った。」と書いてあったような。。。
たぶんそんなような事が書いてあったと思うんだけど、うろ覚えでコレを書いている自分ってなんてヤツなんだろうね。その本はたぶん探せばどこかにあるんだろうけど探すのが面倒。。。あぁ、ネットの信頼性が、、、
たぶんココで語ったことは「建築」に用いられる「メタファー(概念)」の話を言ってるんだと思うんだけど、まぁ分野が違えばこの言葉の意味はいろんな解釈になるだろうね。でね、この話を当時ハタチぐらいに読んだと思うんだけど、その時に「メタファーとは」の意味なんかはよく解らずぼんやり読んでて、そんな事より、そのガソリンスタンドの横に広がった人工芝を見てみたいとすごく思った記憶が蘇ってきたんですよ。このシャシン撮ってる時に。
そんな風にあの巨匠が心動かされる風景ってどんなものだったんだろうってね。
ソットサスが見たその緑の中をゆ〜くり歩きたいなぁ。
その時自分は何を思うんだろう。
上のシャシンはこの辺りから。
正月明けの寒い中、ぼんやりとココを歩いたっきりこういう事してないなぁ。