09/04/18

■ にわか建築ファンが語る、ペーター・ツムトールについて。

久々に頻繁に更新(このブログでは)&めずらしく時事ネタ。

今年のプリツカー賞にペーター・ツムトールが選ばれましたね。
いやぁ〜、この方の正式な読み方は今までピーター・ズントーだと思っていたので、なんか府に落ちない。レム・コールハースも昔はレム・クールハウスって紹介されてたような。。。いやそんなことはさておき、この目で実物の建築物を見たり、この方のテクストをまるっきり読んだ事がないのにも関わらず語っちゃうのですが、光の取り入れ方や素材を使い方、また自然との調和の仕方などを写真や動画で見る限り、とても「以前の日本」を感じてしまいます。特に「ブラザー・クラウス野外礼拝堂」とかを見るとね。たぶんもうこの日本では取り戻す事ができなくなってしまった、モノと人との関係性。。。なんてこういう刹那的とでも言いましょうか、「そんなことねーよ、まだこの日本にもそういう関係性はあるよ」とツッコミいれて探してしまいそうになる事を書きたくなってしまいました。というか必ず探してほしい。コレ絶対。

それと、ただ建築好きなだけで全然詳しくもないのに語ってしまう厄介なボクですが、こういう外部の人間の意見ってのも面白いんじゃないかな?と思って。思いっきり的外れでも。ボクは逆に書体デザイナーではない外部の方の意見も聞いてみたいんですよね。でもただ知識をひけらかすだけの何の発展性もない会話は勘弁ですが。というか「君がすごくモノ知りな事はわかった。すごいね。」で終わっちゃうのは、あまりにも幼稚でもうなんだかなぁと。そんな会話より「その方がそれを見、何を感じたかを聞きたい」。そういう会話に思っても見なかった視点からの意見が、サラリと出てくる時のアハ体験っていいんですよね。

なんかとんでもない方向に行ってしまった。
まぁ、お口直しではなく思考直しにこの動画でも。





インドアプールの光の使い方がスバラシイと思いました。あと来場者の方達が大人だなぁ。いや単に大人だけではなく、伝わってくる姿勢が大人っていう意味ね。そこに内在する人ってのも建築を見る時に結構大事なんじゃないかなと思っていて。最後に、6:25と6:42のところでゾクゾクした! 「泳いでみた〜い!」とただ理屈抜きで思いました。

ペーター・ツムトール(Wikipedia)

posted by KATAYAMAC at 04:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | Architecture