すべてが見えているわけではなく、なんとなく見えている。
それが何かは限定できないが、たぶん「あれ」だろうぐらいは認識できるモノがあって、その話をしていく時の話。
相手と「たぶんそれはあれだから」という曖昧な認識で話を進めていき、もう「それはあれだ」と断定してお互い後戻りできないほど話をつめている時点でやっとお互いがそのモノについて再確認した時に、お互い思っているモノが違ったらさぁ大変。今まで話してきた時間は無駄に終わってしまって、お互い気まずい雰囲気になってしまう。
もう何を書いているのかわかんなくなるような話だけども、このデザイナーという職業ってこういう事が良くある職業だと思うんですね。
よくデザイナーが使う言葉で
「ムード」「イメージ」「雰囲気」「こんな感じで」「あの感じで」最後には「だいたいで」とか「テキトー」とかもう主観入りまくりのいい加減な言葉のオンパレード。
ところどころにこの言葉を入れて会話するのであれば問題は起こらないんだろうけど、たとえば「このシンボルマークのイメージは、あの企業のマークの感じで、ロゴは(鉛筆で書いて)こんな雰囲気に。全体のムードはお任せしますのでテキトーに。」とこんな会話はしょっちゅう。これで相手とちゃんと意思疎通ができているとは思えないよね。だから直しを増やしちゃうんだ。
たまに自分が嫌になることもしばしば。なるべく相手に伝わる言葉で話さないと、後で大変なことになっちゃうよね。。。
なんて事をこのシャシンをアップするので「何書こうかな?」と考えたら、こんな話になっちゃいました。