06/03/14

■山場

明日が新聞全30段の入稿で山場。まだほとんどの原稿が出揃ってないというのに。というより「また山場かよ!」ていうカンジ。なかなか平野を歩けずに山ばっか登ってるから、酸欠になって頭が回らないっスよ!隊長!
まぁそんな大事でもないから(所詮仕事、されど仕事)さておき、そろそろフォントをココから配りたいと思っているのですが、ブログから配布するとこれがなかなか面白い。今までのHTMLから配信するフォントサイトだと、DLしましたコメントをBBSにしてもらうという形体がほとんどだったのですが、ブログから配信すると、アップしてあるフォント(というより記事)に個別にコメントがもらえるから、コメント数で人気順がわかるという仕組みができちゃう。もしかしたらトラバもしてもらっちゃうことだって。でも「たくさんダウンロードしちゃってどのフォントにコメントを書いていいかわかんない!」ていう人もいるか?あ!そういう方用の記事項をつくって置けばいいじゃん。よし! だいだい構想はできてきた!
posted by KATAYAMAC at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | Diary

■石井細明朝体

この前の文章はなんか支離滅裂。ケータイからだとどうもダメみたい。それに「新ゴシリーズ」ではなくて「新ゴファミリー」で、写研はまだ健在だと思うから過去形は間違いかな? ま、焦らずちゃんと読み返してから送信しますです。

では、好きな書体の続きを。。。
石井明朝体ファミリーの美しさに先ず、ひらがな・カタカナの美しさがあげられますね。モリサワのリュウミンのまとまり感も本文組にはいいのですが、見出しで使うとやはり「はらい」とかが無理をしていたり、全体的に、並びを意識し過ぎていてノビがなかったり、明朝体の良さである「優雅さ」に欠けるんですよ。石井明朝体と比べちゃうと。。。あとこれはフォントになった和文書体全般にいえるんだけど、ディティールが美しくないと思う。そうでないフォントも稀にあるんだけど(例えばカタオカデザインワークスの丸ミンオールドとか)、ほとんどの書体はツメが甘いように思う。いやこれはやはり好みの問題なのかな? それにそこまで言えるほどの腕も根性も自分にはないから、マイナス思考バリバリでけなすことなんてやめよっと。自分が惨めになるだけだしね。。。
話が緩やかにズレちゃったのでフィードバックして、石井明朝体ファミリー(特にL-OKL、M-OKL)の良さをあげると、ノビの美しさ。抜群なプロポーション。絶妙な間合い。そして組んだ時のバランスや美しさ。とほとんど隙がない美しさ。本当にすばらしい。
でも時代というのは恐いもので、こんなに良いと思っている書体でも、うまく使わないと「古さ」が出てしまうんですよね。。。
なのでいつか石井明朝体をリスペクトしたオリジナルフォントを作ってみたい。それには、腕と根性をつけないと。。。


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NET-DTP SHINKA
http://www.net-dtp.com/

石井明朝体はこのサイトで見れます。人気書体サンプルの項目をクリックして探してね。また、写研も含めた膨大な数の書体を選んでアウトライン化(epsデータ化)してくれます。筆文字もオーダーできるようです。
posted by KATAYAMAC at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | Font
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